抗加齢医学研究所について

 
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抗加齢医学研究所について

抗加齢医学研究所は、単に「若く、美しく」だけをテーマとした企業ではありません。
医学的、栄養学的アプローチから、いかに若々しく、疾病が少ない状態で肉体的な加齢のスピードを緩やかに出来るか、医療機関と提携しながら研究しております。
アスリートが結果を出すための、病院に行くほどではないけれども、心身に違和感を感じている方のための、健やかな老後を過ごしたい方のためのアンチエイジングです。結果的に細胞ひとつひとつが若返りますので、見た目のアンチエイジングにもつながります。

抗加齢医学研究所のおいたち

抗加齢医学研究所は、診療所の小さな診察室から始まりました。当時、分子整合栄養医学という学問があることを知らなかった医療従事者の私は、他の分野の講演を聴くために学会に出席していました。そこで偶然「低血糖症」と「うつ」の関連、「潜在的鉄欠乏」についての講演を聞き、驚きと視界が開けた喜びで、夢中でメモを取りました。当時好きな食べ物は麺類と海藻という偏った食生活をしていたため、非常に疲れやすく、風邪ばかりひいていた私は、思い当たる症状が予言のようにいくつも言い当てられるのを見て、自分のライフワークはまさにこれだと直感しました。やがて診療所を訪れる方に、一言二言アドバイス程度の栄養指導をするようになり、もっと多くの方に分子整合栄養医学を知ってもらいたいという思いから、分子整合栄養医学に基づいたアンチエイジングを実践する「抗加齢医学研究所」を設立することにしたのです。

毎日患者さんが書いた問診表に目を通していると、うつで薬を何種類も服用している方が非常に多いことに気づかされます。その他にも、とくに異常所見がないのに「ここが痛い」「この症状が辛くてたまらない」と、あちこちの病院を転々として、最終的に「気にしすぎですよ」「ストレスでしょう」と、どの病院でも言われてしまう方。このような方は、たいていとても痩せていて明らかに栄養が足りない様子が伺えます。『きっと、この方が訴えている症状は気のせいなどではなく、本当にお辛いのだろう』と、思うのですが、分子整合栄養医学はまだまだ認知されていない分野であるため、患者さんにご理解いただくのも容易ではありません。しかし私は、原因のわからない症状に苦しむ方、うつで生き辛さを感じている方に一人でも多く、分子整合栄養医学を知っていただきたいと思っています。たった一度の人生が辛い。その原因が不治の病でも事故でもなく栄養不足だなんて、この飽食の時代に本当にやりきれないではありませんか。

私の夢はそれだけにとどまりません。栄養不足が原因で心のブレーキが利かず、暴力や動物虐待などの犯罪に走る人々の数を少しでも減らしたいと考えています。もちろん、犯罪に走る原因は栄養不足だけではないでしょう。家庭環境やその人を取り巻く社会的要因のほうがむしろ大きいかもしれません。しかし、栄養不足が「カッとなり人の心を傷つける」「暴力的衝動を誘発する」ことは明らかです。

栄養が満ち足りて穏やかな心を持った人が他人を敬い、優しい心で接する。その優しい人々が動物を愛し、自然環境を保護する。そして、その輪がどんどん広がっていく。それが私の壮大な夢なのです。

E.O.

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